ノーベル文学賞は、米国ミュージシャンのボブ・ディラン!

13日、スウェーデン・アカデミーが発表した、今年のノーベル文学賞は

「 ボブ・ディラン(Bob Dylan)さん 」

きっと、米国のミュージシャンが受賞する?!と予想した人は、少なかったのでは??

日本では、今年こそは・・と、
多くの「春樹ニスト」が、受賞を心待ちにしていた様ですが・・
残念ながら、日本を代表する作家の村上春樹さんは、今年も受賞を逃してしまいました・・。
確かに、日本人としては、残念に感じましたね。

それにしても、ミュージシャン(歌手・音楽家・作詞家)の受賞というのは、

「音楽界全体にとって画期的な出来事」で、「ポピュラーソングの作者がノーベル文学賞に輝いた例は過去にないものだ!」と、

ボブ・ディランさんのこれまでの数々の楽曲と歌詞、ヒット曲が高い賞賛を受けていますね。

こうやって、再注目をされたディランさんの代表曲。 「風に吹かれて」「戦争の親玉」など
改めて聴いてみると、確かに歌詞が深い・・!!
公民権運動やベトナム戦争に揺れる若者たちの心をとらえる歌詞と楽曲は、
文学的な価値が見出されていると実感ができることでしょう。

現在は75歳になるディランさん。
今でも精力的なライブ活動を続け、日本にも今年4月Japan Tourでに来日していたんですね。
ロック界のカリスマ的な存在として、世界中でとても人気が高いミュージシャンの一人。

これまでは、なにげなく聴いていた彼の曲ですが、
ノーベル文学賞を受賞した彼の詩、数々楽曲、
改めて、その歌詞に注目しながら聴きたいと思います。

今までは、「音」として聴いていた・・。
でも今度は、「詩」として、歌詞をしっかりと理解しながら聴いてみる。

なんだかホントに、歌詞に込められたディランさんの強さや思いが伝わってきましたネ。